・何を揃えたらいいの?
・どこのメーカーのものを買うべき?
・価格帯は?
などなど、今回はそんな疑問を解決しながら、
コーヒー店員の私が、基本のコーヒー器具を紹介していきたいと思います!
絶対に必要なもの | ペーパーフィルター ドリッパー |
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あった方がいいもの | サーバー ドリップポット |
あったら便利なもの | キャニスター メジャースプーン |
豆から挽きたい方は… | コーヒーミル |
それでは、一つ一つ解説していきます!
Contents
コーヒードリッパー
ペーパーフィルターとドリッパーは、ハンドドリップには欠かせないアイテムです。
ドリッパーの形は、【台形・円すい型】と2種類あります。
メーカーによって抽出する穴の数も違います。
カリタ | メリタ | ハリオ | |
デザイン | |||
形 | 台形 | 台形 | 円すい |
穴の数 | 3つ穴 | 1つ穴 | 1つ穴 |
味の特徴 | さっぱり | コク深い | まったり |
こういった味の特徴があると言われていますが…
ドリッパーの形だけでは、コーヒーの味はあまり変わりません。笑
なので、全く気にしなくていいと思います。
昔は台形しかありませんでしたが、
円すいが誕生してからは、円すいが主流になってきています。
円すいの方が、お湯を注ぐ時に変化がつけやすく、味をコントロールしやすいです。
台形だと、抽出時にムラが出やすかったりもするので、個人的に、台形にするメリットはないと思います。
はじめて買われる方も、新しく買い替える方も、【円すい型】がおすすめです!
ドリッパーはプラスチックか?磁器か?
ドリッパーは、プラスチック、磁器、金属製(銅製など)、ガラスなど、多種多様な素材があります。
主なものは、プラスチック、磁器です。
プラスチック:軽い・安い・割れない
磁器:丈夫・見た目が良い
それぞれメリットがありますが、はじめての方はプラスチックで十分だと思います。
コーヒーペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、ドリッパーと同じ形と選びましょう。
ドリッパーが台形なら、ペーパーフィルターは台形。
ドリッパーが円すいなら、ペーパーフィルターは円すい。
フィルターにも、色んな価格帯のものがあります。
あまりに安すぎると、抽出時にコーヒーが綺麗に落ちなかったり、
美味しいコーヒーを買ったとしても、味が安っぽくなってしまうことも。
カリタ・メリタ・ハリオなどの王道メーカーを選べば、間違いないと思います。
どれも100枚入りで300円前後と買いやすい価格です。
コーヒーサーバー
急須などで代用することもできますが、
サーバーは1杯、2杯みたいにメモリが書かれているので、パッと見で量を確認できるので便利です。
電子レンジ対応のサーバーであれば、温め直しも可能です。
サイズは、大きく分けて3種類あります。
1杯分~3杯分
一人暮らしや二人暮らしの方におすすめです。
1杯分~5杯分
少人数家族におすすめ
1杯分~8杯分
家族でたくさん飲む方やお客さんがたくさん来る方におすすめ
コーヒードリップポット
ハンドドリップには、扱いやすい細口ポットを使いましょう。
(太口のやかんでは、お湯がドバっと出てしまうので…)
やかん代わりとして使える、直火可能のものがおすすめです!
HARIO(ハリオ)V60ドリップケトル・ヴォーノ0.6L
シンプルで使いやすい、ドリップケトルです。
おすすめポイント
- 丈夫でさびにくいステンレス製
- グリップが握りやすく、お湯の量やスピードをコントロールしやすい
- 安心安全の日本製
- ガスコンロやIHで使用可能
月兎印 ホーロースリムポット 0.7L
レトロカラーが可愛い、スリムポットです。
おすすめポイント
- 食材の味や風味を変化させにくく、雑菌が繁殖しにくい琺瑯(ほうろう)製
- 直火やオーブンで使用可能
- 日本の職人により、一つ一つ丁寧に手作り
- カラーバリエーションが6色と豊富
山善(YAMAZEN)電気ポット 0.8L
便利な機能がたくさん付いた電気ポットです。
おすすめポイント
- 1℃単位で温度が設定できる温度設定機能付き
- 温度がデジタル表示で分かりやすい
- 保温機能・空焚き防止機能付き
コーヒーキャニスター
コーヒーは、密閉容器にいれて冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
密閉できればなんでもいいので、ジップロックとかでも大丈夫です。
キャニスターであればコーヒーの豆や粉を取りやすく、見た目的にもかっこいいです。
私のおすすめは、KINTO(キントー)の磁器製コーヒーキャニスター。
おすすめポイント
- 直射日光を遮ることができる陶器製
- 約200gのコーヒー豆が収納可能
- 電子レンジ・食器洗浄機・食器乾燥機が使用可能
メジャースプーン
コーヒー専用のメジャースプーンがなくても、大さじのスプーンで代用することができます。
コーヒーメジャースプーン1杯分(10g)=大さじスプーン2杯分(10g)です。
10g前後が目安なので、お好みに合わせて調節してくださいね。
たいてい、ドリッパーにプラスチック製のメジャースプーンが付いているので、わざわざ買う必要はありません。
「特別なものが使いたい」という方はこちらがおすすめ!
ステンレス、銅/真鍮、磁器、チークウッドと4つから自分の好きな素材が選べます。
コーヒーミル
もちろんですが、コーヒーは直前で豆を挽いて、飲むのが一番美味しいです…!
コーヒーを日常的に飲むようになったら、ミルの出番です。
HARIO(ハリオ)手挽きコーヒーミル セラミック スケルトン ブラック MSCS-2B
手動の中で、ダントツでおすすめなミルです。
おすすめポイント
- 付属のフタを付けると、100gが入るコーヒー粉の保存容器に変身
- 丸洗い可能
- 底にシリコン製の滑り止めカバー付き
Kalita(カリタ)手挽きコーヒーミル クラシックミル
おすすめポイント
- 見た目がクラシカルでおしゃれ
- 刃が丈夫な硬質鋳鉄製臼歯でできている為、切れ味が良い
- 挽く時に安定感がある箱型
- ホッパー部分にフタが付いてるので、挽いている時に豆が飛び散らない
HadinEEon 電動コーヒーミル
自動で挽いてくれる電動コーヒーミルです。
おすすめポイント
- 約10秒で急速挽き!(※中挽きの場合)
- コーヒー豆以外に、穀物や香辛料なども使用可
- コンパクトで使いやすく、水洗いも可能
色々揃えるのがめんどくさい!そんな方は…
セットになっているこちらがおすすめです。
HARIO(ハリオ)3点セット
- クリアドリッパー
- コーヒーサーバー
- ペーパーフィルターセット
が揃っている、はじめての方にぴったりなセットです。
KINTO(キントー)コーヒーカラフェ
カラフェは、ドリッパーとサーバーが一体化したものです。
フィルターは、ステンレスかプラスチックかを選ぶことができ、
ステンレスの場合は、ペーパーフィルターなしでそのままドリップします。
プラスチックの場合は、ペーパーフィルターが付いています。
フィルターホルダー(フィルター受けみたいなもの)がセットになっているので、ドリップした後はホルダーに置いておくことができます。
電子レンジ・食器洗浄機・食器乾燥機が使用可能という便利さもポイント高いです!
以上、ぐまでした!